
研修5日目は、台南市の大学と高校それぞれの教育現場を体験しました。
午前中は、台湾の総合大学としてトップクラスの評価を受ける南の名門・国立成功大学を訪問しました。歓迎式では、小路竜之介君、長野惟人君、山下陸君(いずれも普通科2年)が代表挨拶を務め、本研修の目標を力強い声で宣言しました。 その後、同大学に在籍する日本人学生2名と台湾人学生2名によるプレゼンテーションを拝聴。学生生活や留学の魅力を直接聞き、受験を控える生徒たちにとって「海外進学」という新たな選択肢が具体的にイメージできた貴重な機会となりました。
午後は、台南随一の進学校である台南第一高級中学を訪問。門をくぐると同時に、在校生が笑顔で駆け寄ってくる温かい歓迎を受けました。物理の授業体験では「飛行種子」の構造模型を制作し、現地の生徒と試行錯誤しながら理解を深めました。 校内には日本統治時代の赤レンガ校舎が今も現役で使われており、壁に残る太平洋戦争時の機銃掃射の跡に歴史の重みを感じる一方、4階建ての近代的な体育館など新旧が調和したキャンパスに生徒たちは驚いていました。また、休憩時間には日本のアニメやドラマといった共通の話題で盛り上がり、同世代ならではの交流を深めることができました。
そして最後には、台南第一高級中学の生徒たちが宿泊先のホテルまで見送りに来てくれるという心温まるサプライズがありました。別れを惜しむ姿に、真の友情が芽生えたことを実感しました。