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台湾語学研修⑥

研修6日目の昨日は、前日までの交流で絆を深めた台南第一高級中学および台南工業高級中等学校の生徒たちがボランティアとして参加。本校生とともに、台南の古都としての魅力を再発見する一日でした

午前中は、オランダ統治時代の面影を残す赤崁楼、台湾開拓の祖・鄭成功を祀る延平郡王祠、そして台湾最古の学問の府である台南孔子廟を訪問しました。ガイドさんの説明を受けながら、そこに漂う歴史の重みを感じ取っているようでした。また、孔子廟では合格祈願や学業成就を願う「合格祈願符」をもらい、それぞれ願いをしっかり込めました。さらに赤崁楼では、伝統的なおみくじにも挑戦。まず自分の氏名や願い事を神様に伝えた後、「ポエ」と呼ばれる三日月形の木片を投げ、表と裏が出れば神様から「おみくじを引いて良い」という許可が出るという独特なものです。ポエは成功するまで何度も投げることが可能で、台湾の信仰心の深さを体験できました。

午後は「台湾のミニ・アマゾン」と呼ばれる四草緑色隧道にて、マングローブのトンネルをボートで進むアクティビティを体験。途中、頭上に迫るマングローブを避けながら、そこに生息する野鳥を間近で観察することができました。その後は人気の安平エリアを散策。まず訪れた安平樹屋は、もともと旧イギリス商行の倉庫だった建物です。戦後、数十年にわたり放置された結果、ガジュマルの気根が壁や屋根を浸食し、建物全体を飲み込むように覆い尽くしました。 生徒たちは生命力の強さに圧倒され、夢中で写真に収めていました。次に訪れたのはオランダ人によって築かれた台湾最古の城・安平古堡。展示館内では大航海時代の古地図や陶磁器など、数々の貴重な史料を見学しました。また、ボランティアの生徒たちから「この城の壁はもち米で固めてある」と意外な事実を教えてもらうと、この日一番の「へぇ〜!」が飛び出しました。

台南の歴史の深さを肌で感じ、友情もさらに深まる一日となりました。